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ブラック・ホーク・ダウン

2006-10-30-Mon-10:02
Googleってスゲェ
クサフカです。

今日は『ブラック・ホーク・ダウン』を見ました





1993年、国際世論におされた米軍は民族紛争の続くソマリアへ派兵。内戦を終結させようと、最大勢力ババルギディル族を率いて和平に反対するアイディード将軍の副官2名を逮捕するため、約100名の特殊部隊を首都モガディシオへ強襲させた。当初、作戦は1時間足らずで終了するはずだったが、任務の遂行開始直後に、アイディード将軍派の民兵の攻撃により、2機のヘリコプター、ブラックホークが撃墜されてしまう。敵地の中心へ仲間たちの救出に向かう兵士らは、泥沼の市街戦に突入していく……。






民兵がマジで恐い映画。
ウチのサークルのBIG BOSSであるエゼルに勧められて観たんですが、かなり面白かったです。
正直、前半部分のブリーフィングシーンや人物紹介のシーンはツマラなかったんですが、中盤以降の戦闘シーンの面白さは異常でしたよ。

そもそも、作品の舞台になっている作戦が失敗している作戦なので、最初の楽観的な雰囲気からどんどん錯狭していくのが面白い。状況が悪化すればするほど、兵士達の戦う意義みたいなものが浮き彫りにされていって、それがなんとも言えない感動につながっていきます。

まぁ、でもその戦う意義のせいであそこまで状況が悪化したとも言えるんだよな。なんだろう、”正義を通そうとすれば矛盾する”みたいな。















ブラックホーク・ダウン ブラックホーク・ダウン
ジョシュ・ハートネット (2005/03/02)
ポニーキャニオン

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リトル・ヴォイス

2006-10-25-Wed-00:56
デニーズの緑茶が旨くて何杯もお代わりしたら、気持ち悪くなりました。

クサフカです。
カテキンの過剰摂取は胃に悪いらしいね。
今日は『リトル・ヴォイス』を見ました。






臆病で内向的な主人公は、夜遊び好きで騒々しい母親からlittle vioce=LV(エル・ヴィ)と呼ばれ馬鹿にされていた。そんなLVの唯一の楽しみは死んだ父親のレコードを聴き、その歌声を真似すること。ある日、ひょんなことから自称「名プロモーター」レイ・セイはLVの歌声を耳にし、その歌唱力に驚愕。LVを舞台に立たせようとする。






俺の求めたモノと製作者の作り出したものが微妙にすれ違っている映画。
うん、面白い映画なんですよ。見ていてもテンポが良いので内容に飽きることはなかったです。LVの歌声もステキで、ステージシーンはそれまでの内向的な彼女からは想像できないほどハジけていて見ていて気持ちいい。

でもね。俺はこの映画をミュージカル映画だと思ってたんだよなぁ。もっと音楽が中心の映画だと…思っていたんですよ。でも、この映画を全部見て気付いたね。”これはヒューマンドラマ映画だ”と――
げに恐ろしいのは映画の予告の力。あの予告を見た人は皆、俺と同じ違和感を感じるのではないかなぁ。

ま、こういう事は映画ではよくある事なんで別に良いんですが、ヒューマンドラマ映画にしても、もう少し話をしっかりとオトして欲しかったなぁ。話が
”120分映画の99分頃”みたいな位置で終わっていて、なんか収まりが悪い。



収まりが悪いんだけど、視聴後は不思議と爽やかな気分になれるってのが、この映画の魅力の一端かもしれない。















リトル・ヴォイス リトル・ヴォイス
ユアン・マクレガー (2005/11/25)
角川エンタテインメント

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ローレライ

2006-10-23-Mon-00:43
テレビを見ていて凄く下品なジョークを思いついて、誰かに言いたいけど失笑されるのは確実だから言えないって事あるよね。

クサフカです。
俺はこう言いたかった「正に、穴兄弟ってヤツだなっ!ガッハッハ!」
今日は『ローレライ』見ました。






その時、核の閃光が東京を包もうとしていた
1945年8月、ドイツ降伏後日本海軍に収容された戦利潜水艦「伊507」。海軍軍令部作戦課長の浅倉
大佐は、この艦の艦長に、かつての名艦長で現在は閑職に回されていた絹見少佐(役所広司)を任命
。原子爆弾を積んだ敵輸送艦を撃沈するミッションを与えた。







米軍の新型爆雷の投下時の軌道がカッコイイ映画。
CGとかは綺麗で且つ程よいリアリティを持っているんだけどなぁ……やっぱり下地になるストーリーがダメだと面白くないよなぁ。
原作の小説をムリヤリ押し込んだ感があるストーリーの流れになっている。特に伊507の乗組員同士の信頼関係が結ばれるシーンが短くてわざとらしい。

まぁ、でもこの後に続く”CGを使った邦画”のヒットの先駆けであったことは評価したいなぁ。この映画なけりゃ『日本沈没』も無かったろうし。
















ローレライ ローレライ
役所広司 (2006/07/19)
ポニーキャニオン

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バタフライ・エフェクト

2006-10-18-Wed-00:15
人工少女2(エロゲ、エロス注意)買いましたーっ!(凄い笑顔で)

クサフカです。
今日は『バタフライ・エフェクト』を見ました。





主人公(A・カッチャー)は少年時代、記憶が時折ブラックアウトする症状に悩まされていた。成人後はすっかりよくなったかに見えたが、ある日当時の日記を読み返した彼は、失った記憶を突然取り戻した。しかもその恐るべき記憶を、彼はあとから変更する事ができるのだった。






運命に挑戦した男の映画。
いやー、面白い映画だったなぁ。ドラえもんのタイムマシーン・バックトゥーザフューチャーのでロリアン・時を駆ける少女のタイムリープ等など、時間移動方法は数あれど、あれほどキツそうで、あんまりやりたくない時間移動もないなぁ。
あきらかに命削って時間移動してる感じで視聴者に”気軽に時間移動はできない”ってのを映像だけで伝えるのに成功している。

設定もさることながら、主人公のキャラクターがいい。
凄く”一貫”してるんだよなぁ。目的が決して”ブレない”。その潔さが好感を生んで、よりストーリーにのめり込めるようになる。

物語のラストシーンが3つあって、1つは劇場公開版。あとの2つがDVDの映像特典についているんだけど、映像特典の2本を見ると「ああ、ホントこのラストじゃなくて良かったなぁ」と思わせてくれる。
それは誰からしても明らかで監督も分かっていると思う。では、なぜあのラストを収録したのか?という疑問が生じる。
「せっかく撮ったんだから」とか「映像特典の穴埋め」という理由かもしれないが、俺は”監督の反証”であると推測したい。
2つの異なるラストは劇場公開版のラストにより深みを増すための引き立て役で、視聴者に劇場公開版を肯定せざろうえない状況を作り出すのがその目的だと思う。
こういった自己弁護は本来すべきではないとは思うけど、これがあるお陰でDVDとして面白くなっているので批判しにくいんだよなぁ。
















バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション
アシュトン・カッチャー (2005/10/21)
ジェネオン エンタテインメント

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シン・レッド・ライン

2006-10-15-Sun-04:17
いや、返却日が明日なんですよ。

クサフカです。
今日は『シン・レッド・ライン』も見ました。





1942年、日本軍が待ち構えるガダルカナル島に上陸した米軍C中隊は、日本軍の猛反撃に遭った。彼らは、生と死の境界(シン・レッド・ライン)をさまよっていく。





哲学戦争映画。
テーマとなっているのが宗教的かつ抽象的なので理解しにくい感じがする映画。小難しい表現や迂遠な言い回しが連発していて、映画中に何度も停止ボタンを押して考えたくなるような場面が多い。

戦争表現に関しては好感触。とにかく静かなんですよ、この映画の戦場は。そりゃ銃声や迫撃砲が炸裂している時はうるさいんですが、それ以外の進軍中や攻撃の間隙はとにかく静か。その静かさが緊張感や死の恐怖を表現している。

ただ上映時間3時間は長い様な気がする。この映画を見る前に十分な睡眠をとってなかったら寝ちゃう自信あるよ。俺。
















シン・レッド・ライン シン・レッド・ライン
ジム・カヴィーゼル (2004/11/25)
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

2006-10-15-Sun-03:55
ブラックラグーンのアニメでは「三合会」の事を「さんごうかい」と呼んでいたけど、個人的には「トライアド」といった方がカッコいいと思います。

クサフカです。
今日は『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を見ました。




“友引高校の文化祭前日”がどういうわけか毎日続くことに気付いた瞬間、あたるやラム、面堂やメガネたちレギュラー陣を除き、友引町から人々が姿を消す…。






バブルの時代ってのはこんな雰囲気らしかったよ映画。
今でも色んな方面からの評価が高いこの作品なんですが。俺は今まで一度たりとも見ていなかったんだよなぁ。

うん、確かに面白い映画だったな。劇場版とはいえこんなにも動いているとは思わなかったなぁ。不思議な世界観も十二分に表現し切れていて、画面だけでも飽きない映画でしたよ。

ただ、俺は半分寝かけながらこの映画見てたんで、内容とかちゃんと覚えているかが心配だなぁ。バイトの前日、しかも夜中の3時から見はじめるという狂気の行動は今後控えるようにしよう。うん。
















うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
高橋留美子、 他 (2002/09/21)
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今月の道満2

2006-10-13-Fri-03:46
コンニチワ、クサフカです。

何よりも誰よりも俺自身が「企画倒れになるんじゃないかなぁ……」
と思っている企画。「今月の道満」ッ!
2回目はじめますよっ!1ヶ月遅れになるけど。


アナタに今夜はワインを振りかけ


アナタに今夜はワインを振りかけ』(快楽天10月号掲載)





町中でアーミーに追われているタモさんを発見するミホちゃんは
タモリ倶楽部のようなテンションで”ふぐり”について語るタモさんをヒントに夏休みの自由課題のテーマを決める。

果たして、ミホちゃんが選択した自由課題のテーマとは?
幸せな家族を築き上げてきたパパの秘密とは?
そしてタモさん撃破の為に派遣された”八木さん”の正体とはッ?







道満さんらしい作品。
おそらく読んだ大半の人が置いてけぼりをくらってしまうような内容で
実際、俺自身も置いてけぼりをくらっちまったよっ!HA-HAHA!

でも、なんか面白いんだよなぁ
アーミーの”八木さん”に対する恐れっぷりとか、タモさんとか。
――タモさんだぜ?眼帯つけてんだぜ?いいとも初期だぜ?

あと、オチのつけ方が非常に道満先生らしくてグッド。
アレは道満先生しかできない・やらない・やっちゃダメな落とし方だったなぁ




処刑人

2006-10-10-Tue-02:27
濃厚旨ミルク論』

濃厚旨ミルクは外装をビターチョコに包まれ、中身には甘いミルクアイスが存在する。外面の苦さが内面の甘さを引き立て、「甘ったるさ」というものが存在しない。
そして特筆したいポイントは食べ終わった後の口の余韻を製作者が重要視していることだ。アイスを上から下へと食べ進め最後のあたりになってくるとビターチョコの量が増え、食べ終わる頃には口の中には苦味のみが残るようになっている。
これは甘いものを食べた後のなんとも言えない口内の気持ち悪さを苦味で解消しているものだと推測する。しかも、その苦味にはもう1つ心理的な効果をもたらす。苦味がその直前にまで体験していた「甘味」を恋しくさせるのだ。そうすると、もう1度甘さを体験したくなる。そして、ここで重要なのは”当事者達は追体験したがる”という事だ。濃厚旨ミルクの甘さは苦味との対比による甘さ、それも独特な味わいの甘味なので他の代替が利かない。これがリピーターに繋がるのだ。

濃厚旨ミルク大好き。クサフカです。
今日は『処刑人』を見ました。






コナーとマーフィー兄弟は、マフィアのケンカに巻きこまれて留置されるが、そこで信じる神から「悪しき者を処刑せよ」との啓示を受ける。正当防衛で留置所を出た2人はすぐに銃を手に入れ、神の啓示に従い、闇にはびこる悪人たちを始末していく。






はっちゃけデスノート映画。
「悪い奴らは許せねぇ!法で裁けないなら俺たちが裁くぜぇ!」というノリで悪人達をバッタバッタと処刑してゆく仲良し兄弟達。デスノートの月(ライト)君は凄い頭脳戦で処刑していったけど、流石はアメリカのB級映画。超☆実力行使で倒していきます。FBIから来た刑事がなかなかの変人で、彼が色々とステキなサプライズを起こしてくれるので全く飽きない内容だったな。
コーラとポップコーンは必携して見るべし。















処刑人 処刑人
ショーン・パトリック・フラナリー (2001/06/08)
角川エンタテインメント

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害虫

2006-10-09-Mon-12:07
もぎたてチンクル』をプレイしたくてニンテンドーDSライトの購入を決意したんですが、なかなか新品が見つからないです。

――中古は買いたくないんだよなぁ。転売屋に負けた気がするし

そんなこんなでズルズルと買えない状況が続いて、「俺がDSを買えないのは避けようが無い運命なんじゃないか?むしろDSは俺の生み出した幻影で、今のゲーム業界に対する俺の無意識の要望がその幻影を生み出したのではないか?」
という押井守的な結論に行き着きそうになった時に――キタよ。コレがっ!



『どきどき魔女裁判!(仮)』



もうね。絶対DS買うよ。最悪、中古でも買う。
もちろん『魔女裁判』も買う。
理由は一つ。
”俺が最も試したかったタッチペンの用途方法を堂々とやってくれている”
その1点。鋭く、眩く、胸のすくような一点

グッジョブSNK!今まで「格ゲーだけのメーカー」とか思ってスイマセン。
貴公は……とてつもないカブキモノである事を――拙者は見抜けなんだ……

クサフカです。
今日は『害虫』を見ました。






母親の自殺未遂の後、不登校になってしまった中学1年生のサチ子(宮崎あおい)は、街をぶらついては浮浪者たちと仲良くなっていき、そして小学校時代に恋愛関係にあった担任の先生に、自分の胸の内を書きつづっていく…。





落ち込む映画。
見ると、もれなくテンションが下がる内容だったな。
少し懐かしさを感じる映画で、観念に訴える事に重きをおいた抽象的な演出が目を引く。それゆえに分かりにくい所が所々あって、俺自身も感想サイトを見るまで勘違いしていたことも(しかもストーリー的にかなり重要な部分)あった。

主人公のサチ子はどんどん悪の道(曰く、通念的で観念的。人間が本来在る姿だとサチ子は独白しているが)に堕ちていくのだけど、その深度が深まれば深まるほど彼女の美しさが増していくような錯覚を覚える。
それは彼女自身の純粋無垢な外見に対して、醜くなっていく内面が相乗効果を生み、一種の妖艶さすら生み出しているからだと思う。

まぁ、とにかく人を選ぶ映画ですよ。とにかくテンションが低い時には絶対に見るなっ!ボクとの約束だぞっ!















害虫 スペシャル・エディション 害虫 スペシャル・エディション
宮崎あおい (2002/08/02)
ハピネット・ピクチャーズ

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フラガール

2006-10-04-Wed-20:23
アニメの『ブラックラグーン』(音注意)のヘンゼルとグレーテルに、南央美と金田朋子をキャティングした人――あんた最高っ!

クサフカです。
蒼井優につられて見ちゃいましたよ『フラガール





昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。
”求む、ハワイアンダンサー”の貼り紙を見せながらここから抜け出す最初で最後のチャンスだと、早苗(徳永えり)は紀美子(蒼井優)を誘う。
男たちは、数世代前から炭鉱夫として、女たちも選炭婦として、働いてきた。
だが今や石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいる。
この危機を救うために炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」だった。






何か良い所が多すぎて逆に感想が描きづらいぐらい面白い映画。
とにかく物語の緩急が巧い。シリアスとコメディを適時適当に入れていってストーリーを重くしすぎず軽くしすぎずバランスが良い作品になっている。
最後まで飽きずに見れたけど、俺的には最後の方がちょっとクドかったかなと思う。

今回の作品ははっきり言って蒼井優に釣られて見に行ったんだけど……
相変わらず可愛いなぁ!もうっ!
蒼井優ってホントに凄いよ……出演しているどんな映画でも最初は「なんか芋っぽい娘っ子だなぁ」と思うけどクライマックス付近になると「や、この世にこんなに美しい女性がいるのか……」と思わせてくれるんだよなぁ。

そう例えるならば蒼井優は白紙みたいなもんだ。映画が始まると彼女の紙の上に色々な色が塗られていって一つの絵になる。そして違う映画が始まると、また彼女は白紙に戻っている。

ブレイド2

2006-10-04-Wed-13:39
アーチャー先生が届いてホクホクです。
やっぱ先生はイイっ!ナイスポーズ!ナイスマッスル!

クサフカです。
今日は『ブレイド2』を見ました






ウェズリー・スナイプス主演による人気ヴァンパイアホラーアクションの続編。人類のみならずヴァンパイアすらも餌食にする驚異の怪物“死神族(リーパーズ)”に対し、ブレイドはヴァンパイアの戦闘精鋭チームを率いて立ち向かう。





ナイスな続編映画。
ブレイドの続編にあたる作品だけど、「1」を見た人も見てない人も楽しめる出来になっている。
ウェズリー・スナイプスは相変わらずカッコ良いし、殺陣もど派手。
1にも登場した「オモシロ武器」も登場してギミック的な面白さも引き継がれている。

今回はストーリー部分も秀逸で、微妙で変化する敵対構図が全体に緊張感を持たせてくれる。特に最後のシメ方とオチのつけ方は良くて、見た後に「ああ……良い娯楽作品だったなぁ」と思わせてくれる作品。

オレ的ベスト場面は、(微妙にネタバレ)↓
敵に向かうブレイドに味方がサングラスを投げて渡すシーン。ブレイドがサングラスをかけるまでは一体何が手渡されたかはわかんなくて、視聴者に「何か強力な武器かな?」と思わせて、”実はサングラスでした”というオチが良い。笑っちゃうようなシーンだけど画面的には徹底的にカッコいいのが素敵。こういう見栄の切り方。好きよ、私
















ブレイド 2 ― コレクターズ・エディション ブレイド 2 ― コレクターズ・エディション
ウェズリー・スナイプス (2003/01/16)
ポニーキャニオン

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立喰師列伝

2006-10-03-Tue-02:39
大河内アキラ陥落っ!(ネギま!のゲーム)

クサフカです。
今日は『立喰師列伝』を見ました。





戦後の昭和、そこには立食いソバ屋などの飲食店を戦慄させた立喰師たちが歴史の闇で暗躍していた。やがてファーストフードという巨大システムが台頭してくるが、そいれもまた立喰師たちによって崩壊していく…






押井映画。
押井守が作る映画は大きく3つに分けられる。1つは「少し難解だけど凄く面白い映画」もう1つは「かなり難解だけど映像美や演出が凄くて、面白い映画」最後に「ホント訳わかんない映画

この作品は2つめと3つめの中間に存在する作品だと思う。ストーリー自体の難解さは低いけど、押井さんの独特の言い回しによって難解に仕立て上げられている。むしろ、その難解さをネタにしている風にも思える。
無銭飲食という割とショボイ犯罪にスパイスのように虚実入り混じっている。そして、そこから社会風潮や思想的変化を読み取りココまで大げさにするのはある意味押井さんらしい。

でも、色々勉強になって面白かったなぁ。
戦後の昭和という時代を取り扱っているんだけど、歴史の教科書やテレビでは取り上げないような事件を取り扱っていて面白い。やっぱ大きな事件だけを列挙するだけでは、その時代の雰囲気までは分からんのですよ。フラフープブームの時、フラフープのやりすぎで胃を破裂させた小学生がいた事とかも知っている事によって時代の見かたも変わってくるしな。
















立喰師列伝 通常版 立喰師列伝 通常版
(2006/09/22)
バンダイビジュアル

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