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バーバー吉野

2006-09-25-Mon-18:05
「ばーばーよしの」と打ち込むと「バーバー由乃」と変換されました。
流石だぜっ!マイ・パソコン!

クサフカです。
今日は『バーバー吉野』を見ました。





山々に囲まれた田舎町。そこの小学生たちは皆、額の上で前髪をピッチリそろえたおかっぱ頭“吉野ガリ”で100年以上も統制されており、町の床屋「バーバー吉野」のおばちゃん(もたいまさこ)はそのヘンテコな伝統をかたくなに守っていた。しかし、ある日東京から転校生が現われ、吉野ガリのヘンテコさを指摘したことから、町は一大騒動へと発展していく…。





変わった切り口だけど、中身は成長ドラマ映画。
男は思春期の頃に一度は「カッコいい髪型にしてモテたい。」と思うもんですが、そこを巧く付いている。町の伝統で何の疑いもなく吉野ガリにしていた小学生達。その中に都会からの転校生が入ることにより「なんでこんな髪型にしているのかな?」と、次第に吉野ガリに疑問を姿が良い。

しかし、この映画を見ると「エロスって偉大だなっ!」と思えてくる。
都会からの転校生は結構理屈っぽい奴で(話に「憲法第~条」とか入れる)自分が吉野ガリにされるのを嫌がり、髪型を強制される不当さを順序だてて説明するんだけど、今までそれが日常だった小学生は全く聞く耳を持たない。

そんな凝り固まった心を溶かしたのがエロスだった。転校生は流石、都会っ子で大量のエロ物件を隠し持っていた。エロ物件に飢えていた小学生達はあっという間に転校生と仲良くなっていく
……なんつーか気持ちが良いほど分かりやすい理由だな!

まぁエロスって、思春期の時代は凄いパワーを発揮させてくれるものだからな。「エロの為に二町先の本屋」ぐらい当たり前だからなっ!



最後に少しまじめな話をすると、この映画を見るにおいては「変わったもの」と「変わらないもの」をある程度、意識するといい。
「変わらないもの」に監督が伝えたいことがつまっていて、それが映画を見た後の視聴後感を爽やかにしてくれる。
いやー、見た後に爽やかな気分になれる映画ってイイネ。















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