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息子の部屋

2006-08-31-Thu-20:36
の企画に応募しただけで一日のカウンターがほぼ倍になっている
のをみて旦那の影響力の強さをひしひしと感じる日々です。

コンニチワ。クサフカです。
今日は『息子の部屋』を見ました。




息子の死によって、幸せな暮らしをしていた家族の心が悲しみと空虚さで埋め尽くされてしまう。しかしそんな彼らの前に、息子のガールフレンドだった女の子が現れ、家族の中にも変化の兆しが見え始める。





期待してみると損する映画。
ずーっと昔にこの映画が宣伝されていて、その時から勝手に「母子相姦」ものだと勘違いしていた映画。

そんなドロドロの展開をしていたせいか、あんまり楽しめなかったなぁ。俺が悪いんだけど
基本的に地味で、横になって見るともれなく眠たくなる。
ただ、細かい心情の変化やメランコリックな雰囲気を演出が物凄く丁寧で家族を大事にするというイタリアの家族が、いきいきと――生々しく描かれている。
息子が死んだ後の葬儀のシーンは結構、短めに撮ってあるのに、その後父親がフラッシュバックのように息子の事を思い出しで、精神的に弱っていくのは、なかなか現実的な表現だと思ったなぁ。
やっぱ親しい人が死んだ後に、何の問題もなく日常に戻るってのは難しいことなんだよなぁ。
あと、父親が関根努に似ている。顔だけじゃなくイメージも似てて「ああ、関根勤って家じゃこんな感じなんだろうな」みたいなところまで似てる。


まぁ、イタ公の家庭というものを大半の日本人は理解できていないんだから、イタリア人向けの映画といっていいんだろうなぁ。
静かにしみじみと感動したい人はどうぞ














息子の部屋 息子の部屋
ナンニ・モレッティ (2006/06/23)
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