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KILL BILL

2006-08-29-Tue-12:59
なんかちょっとづつ忙しくなってきましたよ。

クサフカです。
今日は『KILL BILL』を見ました。





結婚式の当日、元恋人ビルが率いる殺し屋集団の襲撃を受け、参列者を皆殺しにされ、自らも昏睡状態に陥ったヒロイン(名前は明かされない)。昏睡から目覚めた彼女は、殺し屋一味への復讐を誓って、病院を抜け出す…。





タランティーノのセンスに嫉妬してしまう映画。
今まで、なんとなく見てなかったんですが、これはもっと早く見ておきたかったなぁ。ホント面白いです。

ケレン味が強い作品で、演出も画面の色使いもカット割りも全て奇抜だった。キャラクターもみんなキャラが立っていて、飽きない。
あまりに素材が良いのでパクる……いや、オマージュした日本漫画家が増えたのも納得できる。ウン、コレはパクりたい

つーか、タランティーノは本当にオタクだな。
日本のアニメと漫画が好きっていうのもそうだけど、作中のアニメーションを作ったプロダクションIGの人と話す時は、必ずオタトークをするって言ってたし、若いころ映画を狂ったように見て、その上で脚本を書いたという偏執狂的な所は正しくオタクの典型だもんな。

それに、オタクってのは創造性よりも二次創造の方が得意なんですよ。
ダイヤモンドの加工のように「好きなモノ」という原石をいかに巧くカッティングできるかがオタクのレベルの高さなんですよ。

そのカッティングの技術がメチャクチャ高いのがタランティーノ。
途中で舞台が日本に移るんですが、リアリティはなくて「タランティーノが夢想する日本」すなわちネオジャパン
刀もってウロウロしてても捕まらないし、ヤクザの人たちはマスク・オブ・ゾロみたいなマスクして黒スーツだし、もはややりたい放題。
おおいに勘違いした日本なんだけど、日本人じゃ常識や既成概念に囚われて絶対に作れない日本だから良かったな。オーレン・イシイ戦の雪降る日本庭園での戦いなんて、今まで日本人が誰一人やらなかったのが不思議なぐらい綺麗な映像だった。

あと、この映画を見るキッカケの一つだった。栗山千明ことゴーゴー夕張ですが、結構活躍してて良かったです。栗山千明を選び、なおかつ女子高生の格好(もちろん白のハイソックス)をさせたタランティーノさん。アンタ、ホント最高だ
とどめに武器がガンダムハンマー。タランティーノさん。俺、一生アンタについていくよッ!
















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