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ゲド戦記

2006-08-14-Mon-22:34
声優一口メモ
「岡田准一と白鳥哲の声は似ている」

クサフカです。
みなさん夏コミご苦労様でした。
うちのブースへ来てくれた全ての人に感謝。多謝。
これからも『札幌Ryokan』をヨロシクお願いします。



さて、今日は『ゲド戦記』見てきました。






ネットでの評判がやたらめったら悪かったので、なんとなく足が遠のいていたんですが、頑張って見に行きましたよ。

まぁ……内容は…ねぇ?”評判どおり”ってヤツかな?
監督が宮崎駿の息子の宮崎五郎なんだけど、どうも宮崎駿の劣化コピーというイメージがしてしまう内容だったなぁ。

宮崎駿の1つの魅力はケレン味だと思うんですよ。現実には城と城の間をジャンプして飛べ超えれないし、天空に城は浮いてないし、神様をお迎えする湯屋なんてないんですよ。でも、それが”ある”と仮定して、”ある”世界の常識や人々をリアリティを持って描いて満たす事で、設定にある程度の説得力を持たせる。そして、作品世界に観客を引き込んでしまうんですよ。

それが五郎監督にはできていない。多分”ドラゴン”という存在が今回のケレン味の核だったはずなんですが、それもフューチャー不足。父親の演出過多ぶりを嫌ってリアル路線で攻めようとしているのかもしれないけど、それにしては説明不足。「なんでこうなったの?」「これからどうなるの?」という疑問に一切映像で答えてくれず、見ていて非常にもどかしかった。メッセージ性の高い言葉も、そこにいきつくまでの過程が悪いので全く心に響いてこない。

ただ、「ああ、ここはあんまり巧くいってないけど、多分こういうことをいいたいんだろうなぁ」と思うシーンはいくつかあった。おそらくソコを磨いていけば、父親とは違うタイプの良い監督になれるとは思った。

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