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マネージャー赤木

2006-05-28-Sun-17:47
『嫌われ松子の一生』見てきました

クサフカです





「シカゴ」のノリで「ダンサーインザダーク」映画
この表現は他の感想サイトを見て発見したんだけど、かなり的確な表現だと思う。

とにかく主人公の松子の人生が悲惨。具体的にどう悲惨だったかというと隣の女子高生(中学生か?)3人組が「可哀想だよ……」「なんでこんな映画つくるの……」と目をそむけるぐらい悲惨。そんな人生を笑えるかどうかがこの映画を楽しめるかどうかの分かれ目だと思う。



俺はというと……残念ながらあんまり楽しめなかった。
まず漠然と「『おひっこし』の『涙のランチョン日記』みたいな話かなぁ」と予想していた時点でアウトだった。この松子という主人公は「男に愛し・愛される」ことを人生の第一指標にして生きている。それは翻してみれば「男に依存している」人生で、そのポイントが俺の好みに反する所だった。俺は自立心が強いキャラクターが凄い好きで”女が泣き崩れてそれを男が慰めるんだけど、女は心のなかでは「しめた」と舌をだしている”みたいなシーン見るとドーパミンが出まくる人なもんで、絶望的に松子というキャラクターが合わなかった。



あと原色を多用した世界と過多の演出はこの映画の特徴の一つであるていど覚悟していかにないと、絶対引く。現に隣の女子高生たち引いていたもん。……今思えば、女子高生の反応に興味津々だったなオレ



ちなみにオレのお気に入りのシーンはソープ時代の松子。このあたりの松子は性技(テクニックと読め)の為にヒンズースクワットしたり妙にポジティブで好きだった。ミュージカルシーンの「LOVE is Bubble」もカッコ良し。特にソープ店のマネージャーが「時代にあっという間に追い越されちまったな」といって店を去る後姿のカッコ良さは軽く濡れてしまう程














一応、この映画R12指定なんだが、対象年齢だけ考えるともっと上。
女子高生にトルコ風呂とか二輪車とかわかんねぇだろ?わかんないといってくれっ!(女子高生に夢を求める男。クサフカ)

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